経済総合
現代自・起亜 昨年の欧州販売が過去最高=シェア4位維持
【ソウル聯合ニュース】韓国完成車大手の現代自動車と子会社・起亜の欧州市場の2023年販売台数が前年比4.3%増の110万6467台を記録し、過去最高を更新した。欧州自動車工業会(ACEA)が18日に公表した資料で分かった。
これまでの最高は2019年の106万5227台だった。23年は現代が前年比3.1%増の53万4170台、起亜が同5.4%増の57万2297台だった。
両社合わせての欧州市場での販売台数は3年連続で100万台を超えた。
欧州市場での販売台数は新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年に100万台を割り込んだが、21年が101万8637台、22年は106万955台と増加していた。
両社を合わせた欧州市場における23年のシェアは前年より0.8ポイント下落した8.6%で、3年連続4位となった。
欧州市場のシェア1位はフォルクスワーゲン(VW)グループで25.9%。2位はステランティス(16.6%)、3位はルノーグループ(9.7%)だった。5位のBMWグループは7.1%だった。
モデル別で両社の販売台数トップだったのは、現代の多目的スポーツ車(SUV)「ツーソン」で13万3685台。同じく現代のSUV「コナ」(8万3028台)、現代のハッチバックモデル「i20」(5万3712台)が続いた。
電気自動車(EV)はコナのEVモデルが3万2215台でトップ。「アイオニック5」(2万3907台)、「アイオニック6」(1万819台)と続いた。
昨年12月の両社の欧州市場での販売台数は7万7059台で、前年同月比5.1%増加した。シェアは7.3%で、前年同月比0.6ポイント上昇した。