【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の崔善姫（チェ・ソンヒ）外相は１７日、訪問中のロシアで同国のノワク副首相（エネルギー担当）と会談し、経済分野の協力について議論した。朝鮮中央通信が１８日、報じた。

　同通信は会談について、ロ朝の親善協力関係が新たな戦略的高みに達したのに合わせ、貿易や経済などの分野で相互交流・協力事業を活性化するための議論が行われたと伝えた。

　ロ朝関係については武器取引など軍事協力に注目が集まるが、経済など幅広い分野で協力を強めようとしているようだ。

　昨年９月の金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長（朝鮮労働党総書記）の訪ロ後、ロシア側から１１月にはコズロフ天然資源環境相が、１２月には極東沿海地方のコジェミャコ知事がそれぞれ平壌を訪問。経済分野などで両国の協力策を模索した。

　１４日にロシアの首都モスクワに到着した崔外相は、ロシアのプーチン大統領、ラブロフ外相と会談し、協力策を議論した。