【全州聯合ニュース】韓国南西部の全羅北道が18日午前0時をもって「特別自治道」に昇格し、「全北特別自治道」が発足した。1896年に全羅道が全羅南道と全羅北道に変更されて以来、128年ぶりに名称を改めた。

 特別自治道は特別法により高度な自治権を保障される。全北特別自治道は済州道と江原道に続く三つ目の特別自治道で、世宗特別自治市を含めると四つ目の特別広域自治体となる。

 政府からさまざまな権限を移譲されるため、スピード感をもって各種事業を推進することができ、国からの財政支援も受けやすい。

 全北特別自治道は主要産業として▼農生命産業▼文化観光産業▼高齢親和産業複合団地▼未来先端産業▼民生特化産業――の五つを掲げる。アグリバイオ産業の育成や国際K―POP学校の設立、2次電池産業特区の指定、全北型産業地区・特区の指定、山岳観光振興地区の指定、医療・生命産業拠点の造成、夜間観光産業の育成などに取り組む計画だ。

 特別自治道としての再スタートが全北エリア全般の競争力を引き上げ、地域活性化の転機になると期待される。

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