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米国務省 北の極超音速弾頭搭載ミサイル発射主張に「挑発行為の中止」要求
【ワシントン聯合ニュース】米国務省のミラー報道官は17日(現地時間)の記者会見で、北朝鮮が極超音速弾頭を搭載した固体燃料式の中距離弾道ミサイルの発射実験に成功したと主張したことについて、「安全保障を損ねる挑発行為を中止し、外交に復帰することを促す」として、「北朝鮮が軍事的なリスクを管理し、朝鮮半島で恒久的な平和を実現するための方法を見つける実質的な議論に参加することを勧告する」と述べた。
また、「米国は北朝鮮に対して全く敵対的な意図がない」とし、「韓国や日本などの同盟国と共に北朝鮮の攻撃行為を抑止するための最善の方策を緊密に協議する」と強調した。
北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外相がロシアを訪問し、プーチン大統領やラブロフ外相と会談したことについては、「私たちはロ朝の武器取引を目の当たりにしている」とし、「ロシアは自らが支持した決議をはじめ複数の国連安全保障理事会の決議に反している」と批判した。
国防総省のライダー報道官も記者会見で、「私たちはウクライナ侵略のためロシアに(北朝鮮の)武器が提供されることを望んでいない」と述べた。