【ソウル聯合ニュース】韓国外交部で北朝鮮問題を担当する金健(キム・ゴン)朝鮮半島平和交渉本部長と日本外務省の鯰博行アジア大洋州局長が17日、ソウルで協議を行った。18日には米国務省のジュン・パク北朝鮮担当特別代表代行を交えた3カ国協議が行われる。

 

 3カ国は今回の協議で北朝鮮の挑発やそれに伴う緊張の高まり、北朝鮮とロシアの軍事協力など、最近の朝鮮半島情勢について意見交換し、対応策を話し合うとみられる。

 北朝鮮は先ごろ、南北関係を「敵対的な二つの国家」と規定して韓国に対する政策を根本的に転換し、武力行使の可能性を示唆する発言をするなど、緊張を高めている。

 また崔善姫(チェ・ソンヒ)外相を15~17日の日程でロシアに派遣するなど、軍事分野をはじめとする各分野でのロシアとの協力強化を積極的に推進している。特に崔氏とプーチン大統領との会談が実現したことで、プーチン氏の訪朝に向けた協議に進展があるか注目される。

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