◇日本ビール 5年ぶり輸入額1位に返り咲き

 昨年の輸入ビールのうち日本ビールの輸入額が、日本政府が対韓輸出規制を強化して以来初めて1位に返り咲いた。関税庁の貿易統計によると、昨年の日本ビールの輸入額は前年比283.3%増の5551万6000ドル(約81億8500万円)で国別1位となった。日本ビールの輸入額が1位になったのは2018年以来5年ぶり。一方、中国は大手ビールメーカー、青島ビールの工場で作業員が原料に放尿しているとみられる動画が拡散した影響で、1位から3位に転落した。2位はオランダ。

◇プーチン大統領が訪ロの北朝鮮外相と会談 緊密さアピール

 ロシアのプーチン大統領は16日、同国を訪れている北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外相と大統領府で会談した。大統領府によると、プーチン氏は同日に開かれたロシアのラブロフ外相と崔氏の会談結果について説明を受けた。ラブロフ氏とウシャコフ大統領補佐官(外交担当)も同席した。崔氏とラブロフ氏は16日昼に会談し、昨年9月に開かれたロ朝首脳会談での合意の履行状況や朝鮮半島問題などを話し合った。両氏はプーチン氏の訪朝日程も協議したと推定される。ロシアメディアはこの日、プーチン氏が崔氏に明るく笑いかけ、しっかりと握手する姿を公開した。ロ朝関係の強化を際立たせるための異例の会談との見方もある。

◇不況でも高級品の消費衰えず 百貨店業界がVIP基準引き上げ

 百貨店業界が来年度の優良顧客(VIP)選定のための購入金額の基準を相次いで引き上げている。物価高と景気低迷により消費が萎縮する中でも高級品の消費は衰えず、VIPの数が大幅に増えたためだ。昨年は年間売上高3兆ウォン(約3300億円)や2兆ウォンを記録する店舗が出るなど、大型店を中心に売り上げ増が続いている。百貨店側は基準の引き上げについて、売り上げに大きな影響を与える得意客をつなぎ留めるためのやむを得ない措置だと説明するが、景気低迷と消費の二極化が進む中で顧客のメリットを減らす改悪だとする批判も出ている。

◇昨年のEV輸入先 中国が米国製抜き2位に

 昨年の韓国の電気自動車(EV)輸入国のうち、中国が米国を抜いて2位になったことが分かった。米電気自動車(EV)大手、テスラが中国で生産した低価格の「モデルY」の輸入が昨年下半期から急増したためだ。さらに、比亜迪(BYD)など中国のEVメーカー各社が今年韓国乗用車市場に進出する予定で、中国が最大のEV輸入先として浮上するのは時間の問題だとの見方が出ている。

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