▲先制点を決めた黄仁範(ファン・インボム)  写真=NEWSIS

 64年越しでサッカーのアジアカップ優勝に挑む韓国がバーレーンとの初戦に3-1で勝った。李康仁(イ・ガンイン)=パリ・サンジェルマンFC=は後半にマルチゴールを記録した。

 ユルゲン・クリンスマン監督率いるサッカー韓国代表チームは15日、カタール・ドーハのジャシム・ビン・ハマド・スタジアムで行われたアジア・サッカー連盟(AFC)アジアカップ・カタール大会グループステージE組第1戦、バーレーンとの試合に3-1で勝利した。

 韓国代表チームはこの日、前半38分に黄仁範(ファン・インボム)=レッドスター・ベオグラード=の先制ゴールでリードしたが、後半6分、アル・ハシャシのゴールで1-1の同点に追いつかれた。しかし後半11分、金ミン哉(キム・ミンジェ)=FCバイエルン・ミュンヘン=のパスを受けた李康仁が得点し、2-1でリードした。続く後半23分、李康仁が黄仁範のパスを受けて再び得点し、3-1で試合を終えた。

 クリンスマン監督は孫興民(ソン・フンミン)=トッテナム・ホットスパーFC=と曺圭成(チョ・ギュソン)=FCミッティラン=が2トップを成す4-4-2フォーメーションを採用した。李在成(イ・ジェソン)=1.FSVマインツ05=と李康仁が左右の攻撃を担い、朴鎔宇(パク・ヨンウ)=アル・アインFC=と黄仁範が中盤に立った。フルバックは左から李記帝(イ・ギジェ)=水原サムスン=、金ミン哉、鄭昇炫(チョン・スンヒョン=蔚山HD=、ソル・ヨンウ=蔚山HD=だった。GKは韓国代表チームの主力選手・金承奎(キム・スンギュ)=アル・シャバブ・リヤド=だ。黄喜燦(ファン・ヒチャン)=ウルヴァーハンプトン=は臀部(でんぶ)を痛めて出場リストから外された。

 韓国はアジアカップ初戦を勝利で飾って勝ち点3点を獲得、E組首位に立った。アジアカップでは4大会連続でグループリーグ第1戦に勝利を収めた。

 しかし、韓国は同日の試合で孫興民や金ミン哉ら選手5人に警告(イエローカード)が出た。前半では朴鎔宇、金ミン哉、李記帝、後半では曺圭成と孫興民が警告を受けた。優勝が目標だけに、警告数の管理がカギだ。バーレーンは2選手にイエローカードが出た。

 韓国代表チームはアジアカップにおいて1956年の第1回大会と1960年の第2回大会で優勝したが、それ以降64年間優勝がない。孫興民、李康仁、金ミン哉らをはじめ過去最強戦力と評される韓国は今大会での優勝を狙う。韓国は昨年9月に行われたサウジアラビアとの親善試合から国際Aマッチで7試合連続勝ち続けている。

 韓国は今月20日夜8時30分、ドーハのアル・トゥマーマ・スタジアムでマレーシアと対戦する。

ホン・アルム記者

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