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韓国でまた「四黄卵」見つかる 110億分の1の確率
【ソウル聯合ニュース】韓国で、黄身が四つの四黄卵が相次いで見つかった。
韓国南東部、慶尚北道漆谷郡のある住民は10日、目玉焼きを作るため卵を割ったところ、びっくりしたという。黄身が四つ入った四黄卵だったためだ。非常に珍しいことだったので写真を撮った後、インターネットで検索してみると、四黄卵が出る確率は数字選択式宝くじ「ロト」の1等の当選確率より低いことを知り、メディアへの情報提供も行った。
昨年、英国で四黄卵が見つかった際、同国の業界団体が運営する「British Egg Information Service」は110億分の1の確率だと明らかにした。韓国でのロト1等の当選確率は814万分の1。四黄卵が出るのはロト1等当選より135倍難しいという計算になる。
韓国で四黄卵が見つかったのはここ1カ月で2度目。先月はソウル市松坡区在住の主婦が四黄卵を見つけ、大韓養鶏協会に連絡した。この主婦が見つけた四黄卵は韓国内で初めて正式に確認された四黄卵だった。
鶏は16週齢から産卵を開始するが、産卵リズムが不安定な若鶏が四黄卵を産むという。20週齢からはホルモンが安定し、三黄卵や四黄卵が出るケースは急激に減少する。大韓養鶏協会は四黄卵を食べても健康に問題がないとの見解を示している。