【東京聯合ニュース】韓国の超党派の国会議員でつくる韓日議員連盟の鄭鎮碩(チョン・ジンソク)会長(与党「国民の力」)は12日、2025年に韓日国交正常化60周年を迎えるにあたり、今年の韓日議員連盟と日本側の日韓議員連盟の合同総会では国交正常化60周年にふさわしい協力事業について話し合う意向だと明らかにした。訪問先の東京で参加した在日本大韓民国民団(民団)の新年会で述べた。

 合同総会の特別議題として提案する予定という。鄭氏は韓国で尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権が発足してから韓日は関係を改善させ新たな飛躍の時期を迎えたとし、「関係改善の糸口が外交、安保、経済協力はもちろん社会、文化などすべての分野に広がるよう最善を尽くす」と述べた。

 民団の新年会には韓日議員連盟から鄭氏を含め8人が参加した。

 日本政界からは日韓親善協会中央会会長の河村建夫元官房長官、社民党の福島瑞穂党首、公明党の竹谷とし子参院議員など数十人が参加した。

 福島氏は1923年の関東大震災当時に起きた朝鮮人虐殺に触れたうえで、当時から100年過ぎたがヘイトクライム(憎悪犯罪)や差別はなくなっていないとし、日本社会で差別がなくなるよう努力していくなどと話した。

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