【ソウル聯合ニュース】英コンサルティング会社「ヘンリー＆パートナーズ」はこのほど、ビザ（査証）なしで渡航できる国・地域の数を比較した２０２４年１～３月期の世界パスポート（旅券）指数の集計結果を発表した。韓国のパスポートは１９９カ国・地域のうち１９３カ国・地域にビザなしで渡航でき、フィンランド、スウェーデンと並び２位だった。

　同社は国際航空運送協会（ＩＡＴＡ）のデータに基づき、ビザなしで訪問できる国・地域がどれほど多いかを指数化している。

　昨年下半期のランキングでは３位（１８９カ国・地域）にとどまった韓国は、半年ぶりに１ランク上昇した。

　１３年には１３位まで下がったが、１８年からは２～３位を維持している。

　今回１位となったのは、ビザなしで１９４カ国・地域に渡航できる日本、シンガポール、フランス、ドイツ、イタリア、スペインの６カ国だった。

　６カ国が１位となったのは、０６年に指数の発表が始まって以来初めて。

　北朝鮮は４２カ国・地域で９７位と、シリア（２９カ国・地域、１０３位）やイラク（３１カ国・地域、１０２位）などと並んで最下位圏だった。