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あす総選挙なら与党に投票35% 最大野党は36%=韓国世論調査
【ソウル聯合ニュース】韓国で総選挙が3カ月後に迫る中、「あすが投票日ならどの政党の候補に投票するか」を尋ねた世論調査で、保守系与党「国民の力」の候補に投票するとの回答が35%、革新系最大野党「共に民主党」が36%となり、僅差となった。調査は聯合ニュースと聯合ニュースTVが調査会社のメトリックスに依頼し、6~7日に全国の18歳以上の1000人を対象に実施された。国会議員を選ぶ総選挙は4月に実施される。
前回調査(昨年12月2~3日)に比べ、国民の力は4ポイント上昇し、共に民主党は変化がなかった。
革新系野党「正義党」は2%、「支持する政党がない」は12%、「その他の政党」は6%だった。「支持する政党がない」は前回調査より7ポイント下落した。
年齢別では60代以上を除く全年代で共に民主党が国民の力を上回った。
地域別では共に民主党は光州市・全羅南道・全羅北道、仁川市・京畿道などで、国民の力は大邱市・慶尚北道、釜山市・蔚山市・慶尚南道、大田市・世宗市・忠清南道・忠清北道で優勢だった。ソウル市は共に35%で同率だった。
国会における与野党の望ましい比率については、「政府と与党をけん制するために野党が多数党にならなければならない」が47%、「国政運営を支えるために与党が多数党にならなければならない」が40%だった。分からない・無回答は13%だった。