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「最大野党議員の4割が前科者」 離党表明の李洛淵元代表=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国の革新系最大野党「共に民主党」を離党し、新党を結成すると表明した李洛淵(イ・ナギョン)元代表は9日、李在明(イ・ジェミョン)代表派に属さない国会議員4人によるグループ「原則と常識」と協力する考えを記者団に示した。
原則と常識の趙應天(チョ・ウンチョン)議員は同日出演したラジオ番組で、李在明氏の代表辞任と党執行部の体制転換という要求が受け入れられなければ10日に離党の記者会見を行うと明らかにした。
李洛淵氏も11日に離党記者会見を行うと予告している。8日には地方局のインタビューで「(共に民主党は)道徳性と多様性を失ってしまった」として、同党の国会議員167人のうち44%に当たる68人に前科があると主張した。
また、「これまで共に民主党は数々の困難を経験する中で多様性や党内民主主義という免疫系が作動したことで困難を克服して新たな道を探してきたが、今はそれが故障している」と指摘。「深刻な病的状態」にあると強調した。