【釜山聯合ニュース】韓国の革新系最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表を刃物で刺し、その場で取り押さえられた60代の男の逮捕状が4日、発付された。

 釜山地裁は発付の理由について「犯行内容、犯行の危険性や重大性などすべての事情を考慮した」とし、「逃亡する恐れがある」と説明した。逮捕状発付の是非を判断する令状審査が終了してから2時間での発付となった。

 男は2日、南部・釜山で李氏の首の左側を刃物で切りつけ、その場で取り押さえられた。警察は3日、中部・忠清南道の峨山にある男の自宅や男が運営していた不動産仲介業の事務所などを家宅捜索。パソコンや果物ナイフなどを押収した。

 これまでの調べで男が昨年6月から6回にわたり、李氏を付け回していたことが確認されるなど、周到に準備した状況が明らかになっている。

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