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新任の駐韓ロシア大使が韓国入り 近く活動開始へ
【ソウル聯合ニュース】駐韓ロシア大使に就任したゲオルギー・ジノビエフ氏が4日、韓国入りした。外交筋が明らかにした。
ロシア外務省でアジア第1局長を務めたジノビエフ氏は、クリク前大使の後任として約1カ月前に任命された。
ジノビエフ氏は近く、韓国外交部に信任状の写しを提出し、大使としての活動を始める見通しだ。
アジア通とされるジノビエフ氏はロシア外務省で韓国、北朝鮮、中国、モンゴルを担当する第1アジア局の副局長、在中国ロシア大使館参事官を経て18年7月に第1アジア局長に就任した。
ジノビエフ氏は先月行われた現地メディアとのインタビューで韓国について、対ロシア制裁に参加したものの、両国関係の急激な断絶を防ごうと努力している点に注目するとし、「非友好国の中で最も友好的な国の一つ」と評価した。また韓国が米国の同盟国として対ロ制裁に加わり、韓国とロシアの関係は冷え込んだが、2024年には良い変化が起きるよう最善を尽くすと述べた。