▲1月1日、10代の中学生と小学生が無免許で自動車を運転しながらインターネットのライブ配信をしている様子。/写真=聯合ニュース、読者提供

 10代の中学生と小学生が無免許で車を運転しながらインターネット配信していていたことが分かり、韓国社会に衝撃が広がっている。

 2日に韓国警察が明らかにしたところによると、仁川・延寿警察署は、道路交通法違反(無免許運転)の容疑で中学生のA少年と小学生のB少年を在宅のまま立件した。二人は1日午後10時ごろ、仁川市延寿区の松島洞一帯で、交代しつつ20キロほど自動車を無免許運転した疑いが持たれている。

 二人は無免許運転をしながらインターネットのライブ配信を行い、翌2日の午前0時20分ごろ、視聴者の通報を受けて出動した警察に摘発された。

 二人の配信動画には、B少年がA少年に向けて「(時速)100キロだ、踏むなよ。エンジン壊れるって、いかれた××め」と罵倒する場面も収められていた。

 調べの結果、B少年は父親の車のキーを持ちだした後、SNS(交流サイト)を通して知り合ったA少年に連絡を取り、共に犯行に及んだことが分かった。

 警察関係者は「被疑者二人のうちB少年だけが刑事未成年者(触法少年)であることをつかんでいる」とし「現在、帰宅調査をしており、具体的な経緯を調べる予定」と語った。

シン・ソヨン記者

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