裁判
来週予定されていた共に民主・李在明代表の「偽証教唆・大庄洞」裁判2件が延期に
韓国の進歩(革新)系最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表が凶器で刺されたことに伴い、来週予定されていた李代表の裁判2件の延期が確定した。李代表は現在、裁判所で3件の裁判を同時に受けている。
李代表の裁判が進められているソウル中央地裁が3日に明らかにしたところによると、次の通りだ。まず、今月8日に予定されていた「検事詐称偽証教唆」事件の裁判が22日に延期された。次いで9日に予定されていた「大庄洞・慰礼・城南FC・ペクヒョン洞疑惑」の裁判は公判期日を見積もり、追って日程などの手続きを協議するための公判準備期日を12日に開くことになった。
偽証教唆事件は、昨年10月16日の起訴後、2回の公判準備期日を経ている。裁判所の休廷期(1月5日まで)が終わった後、最初の裁判が開かれる予定だったが、李代表が襲撃されたことで最初の裁判が遅れることになった。法曹界では起訴当時、偽証教唆事件の事実関係は単純で、証拠も明確なだけに、4月に予定された総選挙の前に一審判決が出ることもあり得るという見方が出ていた。しかし、李代表が突然襲われたことで、裁判の日程に支障が生じることになった。
毎週火曜日と隔週金曜日に進められていた「大庄洞・慰礼・城南FC・ペクヒョン洞疑惑」の裁判も遅延が確定した。この裁判は来週2回開かれる予定だったが、代わりに今後の裁判日程を協議するための公判準備期日が開かれる予定だ。この裁判は「大庄洞・慰礼新都市開発不正」「城南FC違法後援金」「ペクヒョン洞特別待遇開発」の3事件を併合したもので、まだ大庄洞開発不正を巡る審理も終わっていない。法曹界からは、李代表側が手術や回復などを理由として不出席理由書を出す場合、日程がさらに遅れることもあり得るという見方が出ている。
2日にソウル大学病院で緊急手術を受けた李代表は、3日午後5時ごろ、重患者室から一般病室へ移されたという。権七勝(クォン・チルスン)民主党首席スポークスマンは、李代表の入院期間について「医療陣の意見を尊重して決定すべきだと思う」と語った。
イ・ミンジュン記者