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韓国国防相 独島の領有権巡る投稿「日本の主張に同意したことはない」
【ソウル聯合ニュース】韓国国防部の申源湜(シン・ウォンシク)長官は3日、韓国と日本の間には独島の領有権紛争が存在するとした自身の国会議員時代のSNS(交流サイト)への投稿について、「日本が領土紛争を試みている」という意味で記したものだとして、独島の領有権を巡る日本の不当な主張に同意したものではないとの立場を表明した。
申氏は昨年3月、革新系最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表に対する公開質問と題したフェイスブックへの投稿で「現在韓日間に過去の歴史、独島の領有権紛争があるのは事実」と主張した。
これについて申氏は、投稿では過去の歴史問題や独島の領有権などに常に関心を持ち、警戒するのは当然だと言及したと説明。「日本の根拠のない主張に同意したことはない」と強調した。
また、昨年9月に開かれた長官候補者に対する国会の人事聴聞会でも「日本の独島領有権の主張に対しては強く抗議すべきで、断固として排撃しなければならない」との立場を示したと説明した。
独島の領有権を巡る紛争があるという主張は、独島は韓国固有の領土であり、領土紛争は存在しないという韓国政府の立場に反するものだ。
一方、国防部は同日、日本気象庁が1日に石川県能登半島で発生した地震で独島に対し自国の領土であるかのように津波注意報を出したことについて日本側に強く抗議し、是正措置を求めたと発表した。