▲2日午前、釜山市江西区の大項展望台で、李在明・共に民主党代表を襲撃した人物が凶器を持ったまま警察に連行されているところ。/写真=NEWSIS

 韓国の進歩(革新)系最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表を襲い、現場で取り押さえられた人物は、忠清南道に住む1957年生まれの男と確認された。警察では、この男が犯行に用いた凶器をインターネットで購入したことを把握し、事前に計画していたのかどうか、共謀者がいるのかどうかなどを捜査している。

 ソン・ジェハン釜山警察庁捜査部長(李在明代表被襲事件特別捜査本部長)は2日、李在明代表を襲撃した人物は57年生まれの男だと発表した。この男は忠清南道在住であることもつかんだ。

 韓国警察によると、李代表襲撃の際に使われた凶器は長さ18センチ、刃渡り13センチの刃物だ。インターネットを通して購入したことが確認された。韓国警察は、男に対し殺人未遂容疑を適用して捜査を進め、拘束令状を申請する方針だ。

 釜山警察庁は、ソン・ジェハン捜査部長を本部長とする計68人体制の特別捜査本部を立ち上げ、今回の李在明代表襲撃事件の動機、共謀の可能性などを捜査する方針だ。ソン部長は「釜山警察は捜査部長を本部長に計68人規模の捜査本部を設置し、一点の疑惑もなく徹底して捜査を行うつもり」と語った。

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