【ソウル聯合ニュース】韓国映画「ソウルの春」(原題)が1日、累計観客動員数1200万人を突破した。配給会社が同日、発表した。

 昨年11月22日に公開された同作は同12月24日に観客動員数1000万人を突破した。翌25日には韓国映画「犯罪都市 NO WAY OUT」(同5月公開)の1068万人を上回り、韓国で昨年公開された映画のうち観客数トップに立った。

 公開から1カ月以上が経ったものの、根強い人気を博しており、今後どこまで観客を動員できるか注目される。歴代1位は韓国映画「バトル・オーシャン 海上決戦」(2014年)の1761万人。

 キム・ソンス監督がメガホンを取った「ソウルの春」は1979年の軍事クーデター「12・12軍事反乱」(粛軍クーデター)を題材に、政権奪取を狙う新軍部勢力とこれに立ち向かう人々の緊迫した9時間を描いた。俳優のファン・ジョンミンが保安司令官のチョン・ドゥグァン役、チョン・ウソンが彼を止めようとする首都警備司令官のイ・テシン役を演じた。

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