▲2024年1月1日未明、ソウル・光化門の世宗大路の様子。写真=チャン・リョンソン記者

 ソウル・光化門の世宗大路に直径12メートルの「人工の太陽」が登場した。ソウル市は2024年1月1日午前0時にソウル市鍾路区の普信閣で行われる「打鐘式」に合わせ、光化門広場に「午前0時の太陽」を設置した。

 「午前0時の太陽」は初日の出を象徴するオブジェだ。円形の鉄骨構造物に照明と爆竹を取り付けたもので、重さだけで2.5トンに達する。普信閣の鐘打ちと同時に「午前0時の太陽」に設置された約200個の発光ダイオード(LED)照明が点灯され、1000発余りの爆竹が鳴るように設計された。人工太陽の中にはソウル市のスローガン「Seoul, My Soul(ソウル、マイ・ソウル)」にロゴにある大きな赤いハートを入れた。ソウル市は「午前0時の太陽」をクレーンとワイヤーで高さ15メートルの所に設置し、普信閣など鍾路一帯の人々が遠くからでも見られるようにした。ソウル市の関係者は「太陽が闇と寒さを追いやるように、新年には人々の心配が消え去るよう願いを込めた」と語った。

キム・フィウォン記者

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