【ソウル聯合ニュース】韓国文化財庁の宮陵遺跡本部は29日、ソウル都心にある4大古宮(景福宮、昌徳宮、昌慶宮、徳寿宮)と宗廟、朝鮮王陵の2023年の観覧客数が前年比28.5%増の1419万782人で過去最多を記録したと発表した。

 4大古宮と宗廟、朝鮮王陵の観覧客数は13年に1031万5290人を記録して以降、毎年1000万人台を維持していたが、新型コロナウイルスの流行を受けて20年と21年は500万~600万人台に落ち込んだ。防疫措置の緩和に伴い、22年に1000万人台を回復した。

 23年の観覧客のうち外国人は195万7971人で、前年の3.6倍に増えた。文化財庁の関係者は「韓国の伝統文化に対する関心の高まりがうかがえる」と評価している。

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