【NEWSIS】薬物乱用の疑いで警察の捜査を受けていた俳優イ・ソンギュンさんが世を去る中、イ・ソンギュンさんの薬物問題に関連して暴露を続けていたユーチューブのチャンネル「カロセロ研究所」に対する批判の声が上がっている。

 警察および消防当局が27日に明らかにしたところによると、イ・ソンギュンさんは同日午前、ソウル市鍾路区の臥竜公園近くに停めた車の中で亡くなっているのが発見された。

◆【写真】故イ・ソンギュンさんの遺影…もはや見ることのできないほほ笑み

 前日の26日にカロセロ研究所は、イ・ソンギュンさんと、「イ・ソンギュンさんが薬物を使った」と主張するA氏の電話を録音した記録を公開し、暴露配信を行っていた。カロセロ研究所は、イ・ソンギュンさん死去の報を受けて「実に残念でしかありません。謹んで故人のご冥福をお祈りします」とユーチューブのコミュニティーにコメントを載せた。

 その上で「明らかに正すべき部分があり、堂々と申し上げます。罪を犯したのであれば、償わなければ。こうした形で罪を回避するのは極めて望ましくありません」「イ・ソンギュンさんの死は非常に残念です。しかしイ・ソンギュンさんは麻薬犯罪者にすぎず、被害者ではありません」と主張した。これに対し、一部のネットユーザーは「一線を越えた」「録取のような私生活暴露をなぜ一般向けにやるやるのか?」等のコメントを付けた。

 イ・ソンギュンさんは10月に「麻薬類管理に関する法律」違反(大麻・向精)の容疑で刑事立件され、警察の捜査を受けていた。

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