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G-DRAGON 違法薬物撲滅財団設立に寄付へ
【ソウル聯合ニュース】韓国の音楽グループ、BIGBANG(ビッグバン)のG-DRAGON(ジードラゴン)さんが違法薬物撲滅などに取り組む財団「JUSPEACE」の設立に向けて3億ウォン(約3300万円)を寄付する。所属事務所のギャラクシーコーポレーションが26日までに発表した。
財団名は正義(Justice)と平和(Peace)の合成語。財団のスローガンは「平和を守ろう&愛の正義/正義の愛」に決まった。
G-DRAGONさんは21日に公開した直筆の手紙で、薬物犯罪者が年平均2万人に上るなか、特に増加している青少年の薬物犯罪者のうち医療機関で治療を受けられる人は500人に満たないという事実を知ったとし、財団設立を約束した。今後、キャンペーンを通じて違法薬物の危険性に対する認識を高めるとともに撲滅に向けた持続的な努力を呼び掛けていく計画だ。
ギャラクシーコーポレーションのチェ・ヨンホ代表は財団について「音楽を通じて偏見のない社会の実現を目指すクォン・ジヨン(G-DRAGONさんの本名)の強い意志に基づき設立され、これにふさわしい活動を展開していく。財団の最初のプロジェクトは違法薬物撲滅と青少年の薬物中毒治療のための活動だ」と説明した。
G-DRAGONさんは先ごろ、違法薬物を使用した疑いで捜査を受けたが、警察は嫌疑なしとして検察に送致しなかった。