社会総合
韓国 きょうのニュース(12月22日)
◇済州空港 除雪作業終え7時間半ぶり運航再開
大雪による除雪作業のため滑走路を閉鎖していた韓国南部・済州島の済州国際空港は、22日午後4時をもって航空機の運航を再開した。滑走路はこの日午前8時20分から閉鎖され、運航再開までに7時間40分を要した。滑走路閉鎖により航空便の遅延や欠航が相次ぎ、同日午後3時の時点で277便が欠航し、4便に遅れが生じた。
◇バスが横断歩道に突っ込む 1人死亡・17人負傷
ソウル近郊、水原の水原駅バス乗り換えセンターで22日午後1時半ごろ、市内バスが横断歩道に突っ込み、歩行者を次々とはねた。この事故により1人が死亡し、重傷2人を含む17人が負傷した。事故を起こしたバスは電気自動車(EV)車両で、故障などはなかったという。警察が事故の詳しい原因を調べている。
◇与党非常対策委員長 党全面刷新へ委員の人選に注目
保守系与党「国民の力」の来年4月の総選挙を率いる臨時執行部である非常対策委員会の委員長に指名された尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の最側近、韓東勲(ハン・ドンフン)前法務部長官が、就任までに党の全面刷新に向けてどのような構想を練るかに注目が集まっている。韓氏の刷新構想は非常対策委員の人選を通して明らかになるとみられ、「実力」をキーワードに縁故や派閥を問わず、能力が検証された人物が中心となる見通しだ。
◇昨年の1人当たり個人所得 ソウルが6年連続1位
統計庁が発表した資料によると、昨年の全国の1人当たり個人所得は2339万ウォン(約256万円)だった。個人所得は世帯などが任意に処分できる所得で、世帯の購買力を示す指標となる。地域別ではソウル市が2611万ウォンで、広域自治体(17市・道)の中で最も多かった。ソウル市は2017年に蔚山市を抜いて1位になり、昨年まで6年連続で首位の座を守っている。