【ソウル聯合ニュース】韓国の疾病管理庁は22日、新型コロナウイルスに関する国民の意識調査で、社会と個人の暮らしが日常を取り戻したとの回答が8割以上を占めたと発表した。

 疾病管理庁が先月、成人1500人を対象に調査したところ、全体の83.5%が「韓国社会が新型コロナから日常を回復した」と回答した。また「コロナ前の個人の日常を回復した」と答えた割合は81.6%だった。

 新型コロナ流行下で韓国政府は新型コロナの感染症危機警戒レベルを最も高い「深刻」、感染症としての分類を第1級、後に第2級とし、日常生活のさまざまな行動を制限した。感染状況が落ち着き始めると今年6月に危機警戒レベルを3年4カ月ぶりに「警戒」に引き下げ、8月末には感染症分類をインフルエンザなどと同レベルの第4級に移行した。

 一方、60歳以上や重症化する恐れのある入院患者などについては引き続き高リスク群と見なし、検査費の支援などを続けている。

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