【ソウル聯合ニュース】韓国自動車最大手の現代自動車と子会社・起亜が今年1~11月に米市場で販売した台数は前年同期比13.1%増の計151万579台となった。両社の米市場での年間最多販売は2021年の148万9118台だったが、1カ月を残して新記録を達成した。

 両社の米市場での年間販売台数は2001年に50万台を突破し、10年後の11年に100万台の大台を超えた。16年には142万台を記録したが、新型コロナウイルが流行した20年は122万台まで落ち込んだ。

 そこから現地ユーザーに好まれる新車の投入などで素早い回復を達成した。

 来年末にはジョージア州で建設している電気自動車(EV)専用工場が稼働することから、年間200万台販売の達成も遠くないとの見方も出ている。

 ◇北米カー・オブ・ザ・イヤーの受賞確定

 年明けの「2024北米カー・オブ・ザ・イヤー」授賞式では、多目的スポーツ車(SUV)部門の候補を両社の3車種が独占したため受賞が確定している。3車種は現代の高級ブランド「ジェネシス」の「GV70」と起亜の「EV9」と「コナ」(いずれも電動モデル)だ。

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