【ソウル聯合ニュース】韓国国防部は14日、体格指数(BMI)に基づく兵役の「現役(現役兵)」判定基準を緩和する内容の「兵役判定・身体検査などの検査規則」改正案を13日に告示したと発表した。

 BMIは体重(キログラム)を身長(メートル)の2乗で割った値で▼18.4以下は低体重▼18.5~24.9は正常▼25.0~29.9は過体重▼30.0~34.9は肥満▼35.0~39.9は高度肥満▼40.0以上は超高度肥満――と分類されている。

 改正案は、「現役」と判定する基準の下限を現行の16から15に下げ、上限を現行の35から40へ引き上げる内容となっている。これまで、BMIが35.0~39.9の高度肥満の人は社会服務要員として兵役を履行する4級判定を受けていたが、改正案が閣議決定されれば現役兵として軍に入隊する3級判定を受けることになる。

 国防部のチョン・ハギュ報道官は定例会見で、兵役資源(兵役対象者)の不足が今回の改正に影響したかとの質問に、「そうした理解も可能だ」とする一方、「BMI基準の適用を少し緩和しても兵役義務の正常な遂行に問題がないことから結論を出した」と説明した。

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