▲ロサンゼルス・エンゼルスで活躍した大谷翔平。写真=朝鮮DB

 【NEWSIS】米大リーグ(MLB)のロサンゼルス・ドジャース入りが決まった大谷翔平(29)が、ドジャースの一員としての初公式戦をソウルで行う見通しとなった。

 大谷は10日(韓国時間)、ドジャース入りを発表した。大リーグのフリーエージェント(FA)市場で一番の大物と言われた大谷は、ドジャースと10年・7億ドル(1015億円)の超大型契約に合意した。この6年間所属していたロサンゼルス・エンゼルスを離れ、2024シーズンからドジャースの選手として活躍することになったのだ。

 ドジャースのユニホームを着た大谷は来年、ソウルで初の公式試合に臨む見通しだ。ドジャースの来季開幕戦がソウルで行われるからだ。

 野球のグローバル化を狙って「ワールドツアー」を行っているMLB事務局は今年7月、ドジャース対サンディエゴ・パドレスの2024シーズン開幕戦を2024年3月20日と21日にソウルで開催すると発表した。今年8月にはMLB調査団がソウルを訪れ、高尺スカイドームの施設をチェックした。このため、大谷はドジャース所属選手としてソウルを訪れることになる。

 ただし、大谷は試合に出場しても「投打二刀流」ではなく、バッターとして打席に立つことになる。今年9月に肘の手術を受けた大谷は、1年ほどのリハビリ期間を経なければ再びマウンドに立てないからだ。その間、大谷は指名打者(DH)として打席に入るものとみられる。

 大谷は初の公式戦でパドレスの韓国人メジャーリーガー、金河成(キム・ハソン)と対決することになる。

 金河成は韓国プロ野球(KBO)リーグを経て、2021年に大リーグ入りし、存在感を示している。先月はアジア人内野手としては初めてMLBゴールドグラブ賞(ユーティリティープレーヤー部門)を受賞した。

 ドジャースとパドレスがソウルで繰り広げる試合に早くも多くの関心が寄せられている。

キム・ジュヒ記者

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