【ニューヨーク聯合ニュース】常設の国際裁判所、国際刑事裁判所(ICC)の締約国会議が6日、米ニューヨークの国連本部で開催され、新たなICC裁判官の一人に韓国の金・張法律事務所に所属する白奇峯(ペク・ギボン)弁護士(58)が選出された。任期は9年。

 ICC裁判官は18人で、今回は6人が改選された。

 韓国人がICC裁判官に選ばれるのは、宋相現(ソン・サンヒョン)元ICC所長、鄭彰鎬(チョン・チャンホ)裁判官に次いで白氏が3人目となる。 

 ICCは集団殺害犯罪や戦争犯罪、人道に対する罪などに責任のある個人を国際法に基づいて訴追・処罰するための常設の国際刑事裁判機関。1998年に採択、2002年に発効した「国際刑事裁判所ローマ規程」により設立され、オランダ・ハーグに本部を置く。締約国数は韓国を含め123カ国で、米国やロシア、中国、北朝鮮などは加盟していない。

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