【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は6日、南東部・釜山の「国際市場」一帯を訪れ、商店主たちとあいさつを交わし、景気の状況などに関する意見を聴取した。尹大統領が同市場一帯を訪れるのは就任後初めて。

 市場訪問前には釜山港で懇談会を開き、2030年国際博覧会(万博)の誘致活動に取り組んだ市民に感謝の意を示すとともに、これまで推進してきた地域事業を引き続き進めていくことを約束した。釜山は30年万博の開催地に名乗りを上げたが、11月末に開かれた博覧会国際事務局(BIE)総会の投票でサウジアラビア(開催地リヤド)に破れた。

 同市場は1945年の光復(日本による植民地支配からの解放)後に形成され、釜山を代表する伝統市場の一つに発展した。2014年に公開され、大ヒットした同名の映画(邦題は「国際市場で逢いましょう」)でも知られる。

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