▲済州西部警察署。写真=news 1

 済州市内のあるカジノゲームセンターで3500万ウォン(約390万円)相当のカジノチップを盗んでゲームをした中国人の男が出国直前に警察に捕まった。

 済州西部警察署は窃盗容疑で40代の中国人の男を逮捕し、取り調べを行っていると4日に発表した。

 男は2日夜8時ごろ、済州市内のあるカジノゲーム場で、他の観光客のカジノチップ3500万ウォン相当を盗んだ容疑が持たれている。

 ある観光客が夕食のためにカジノチップをゲームテーブルの上に置いて席を外したところ、男はチップを自分のチップ保管箱に入れて席を離れた。この男は同日夜盗んだカジノチップをすべて使い果たしたという。

 カジノチップが盗まれたという通報を受けた警察は、翌3日午後2時30分ごろ、済州空港で男を緊急逮捕した。男は航空券の発券を済ませて出国まであと十数分という状況だった。

 同署の関係者は「男は『自分の金だと思った』と、容疑を否認している。ホテルを通じて宿泊客名簿を確認し、出国禁止措置を取るなど、迅速に対応して男を捕まえることができた」と語った。

キム・ソクモ記者

ホーム TOP