【ソウル聯合ニュース】韓国大統領室は3日、金秀卿(キム・スギョン)統一秘書官を報道官に任命した。先ごろ広報首席秘書官に就任した李度運(イ・ドウン)氏の後任となる。金氏はソウル・竜山の大統領室で「国民の皆さんに歪曲(わいきょく)なく正確に国政を伝えるため努力する」と抱負を語った。

 金氏は2000~04年に大手紙・東亜日報の記者を務め、13年に米スタンフォード大で社会学の博士号を取得した。その後、北朝鮮の人権問題の研究に取り組み、高麗大研究教授、統一研究院の研究委員、統一部の統一教育委員や政策諮問委員などを歴任。韓神大の社会福祉学科助教授として在職中に大統領室へ移った。

 一方、政務首席秘書官に就いたハン・オソプ氏の後任の国政状況室長には、趙相明(チョ・サンミョン)市民社会首席室社会統合秘書官が任命された。行政安全部の安全政策室長や安全管理政策官を歴任し、高い災害対応能力を備えているとされる。

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