社会総合
地震発生時の緊急メール M4.0以上は全国に送信=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国南東部の慶尚北道慶州市で30日未明に地震が発生し、全国の携帯電話に緊急速報メールが送信され警報音が鳴った。地震の規模がマグニチュード(M)4.0以上だったためだ。 韓国気象庁によると、韓国の内陸で発生した地震がM3.0以上、海域で発生した地震がM3.5以上の場合に地震の規模に応じて携帯電話に緊急のメールが送信される。また、北朝鮮など国外で発生した地震でも韓国に影響を与える可能性がある場合は送信される。 韓国の内陸でM3.5~6.0、海域でM4.0~6.0の地震が発生した場合は「緊急災難(災害)」のメールが送信される。地震の規模が内陸でM3.5~4.0、海域でM4.0~4.5の場合は震源地から半径80キロ以内の市・道に、内陸でM4.0以上、海域でM4.5以上の場合は全国に送信される。 同日の慶州市の地震はM4.0だったため、全国に緊急災難メールが送信された。 このほか、内陸でM3.0~3.5、海域でM3.5~4.0の地震が発生した場合は震源地から半径50キロ以内の市・道に「安全案内」のメールが、内陸、海域に関係なくM6.0を超えた場合は「危急災難」のメールが送信される。危急災難メールは受信拒否ができない。