経済総合
サムスントップ 万博誘致活動終え帰国=「皆が熱心に取り組んでいる」
【ソウル聯合ニュース】韓国・サムスングループ経営トップの李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子会長は27日、韓国が目指す2030年国際博覧会(万博)の釜山誘致に向けた活動について「皆さん熱心に取り組んでいる」と述べた。李氏は尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の経済視察団の一員として英ロンドンと仏パリを訪問し、誘致活動に注力。金浦空港から帰国した際に、記者の質問に答えた。
万博開催地はパリで28日(現地時間)に開かれる博覧会国際事務局(BIE)の総会で加盟国の投票により決定する。開催地には釜山のほか、サウジアラビアのリヤド、イタリアのローマが名乗りを上げている。
一方、サムスン電子は同日、2024年定期社長団人事を発表した。例年より1週間ほど早く発表された。来年の準備を加速させるとともに、韓宗熙(ハン・ジョンヒ)副会長、慶桂顕(キョン・ゲヒョン)社長のツートップ体制を維持しつつ安定を図る。
また、副会長クラスの組織「未来事業企画団」の新設も発表した。企画団は長期的な観点から新事業を発掘する。