【ソウル聯合ニュース】韓国国土交通部が19日発表した航空統計によると、韓国航空会社の10月の旅客数は計742万953人(国内線290万7903人、国際線451万3050人)で、月別で今年最高となった。新型コロナウイルス感染拡大前だった2019年10月の95.4%まで回復し、19年比の回復率も月別で今年最高だった。

 旅客数の回復は円安が長期化する日本路線の人気がけん引した。

 10月の日本路線の旅客数は186万人で、19年10月比78%増加した。夏休みシーズンや秋夕(中秋節、今年は9月29日)の連休があった今年7~9月期の増加率(19年比17%増)も上回った。

 10月の米路線の旅客数は50万9000人で19年10月比6%増加した。その他の路線は19年比で日本、中国を除くアジア(259万人)が82%、オセアニア(24万人)が82%、欧州(51万人)が71%まで、それぞれ回復した。

 一方、中国路線は87万人で19年10月の52%にとどまった。中国人の訪韓団体旅行が再開した今年8月の旅客数は月別で今年最高となる93万人を記録したものの19年同月の52.1%、9月も84万人で同52.7%と伸び悩んでいる。

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