【ソウル聯合ニュース】韓国スマートフォン(スマホ)市場の7~9月期の販売台数は約340万台で、メーカー別では韓国のサムスン電子が84%と圧倒的なシェアを占めた。香港の調査会社カウンターポイントリサーチが10日までにまとめた。

 7~9月期に韓国市場の販売台数は前年同期比で10%以上減少した。経済の不確実性を受け、スマホの買い替え需要が落ち込んだとみられる。

 サムスン電子は7月に折り畳み式スマホの新製品「ギャラクシーZフリップ5」と「ギャラクシーZフォールド5」を発表、8月に発売した。予約だけで102万台を記録するなど、ヒットと言える実績を上げた。特にクラムシェル型の「ギャラクシーZフリップ5」はカバーディスプレーの改良が奏功し、20~30代の若者の間で人気を集めた。

 ただ、サムスン電子の7~9月期のシェアは前年同期(84%)と変わっていない。

 一方、米アップルは今年7~9月期に新製品を韓国に投入しなかったが、シェアは15%と前年同期比2ポイント上昇した。新製品「iPhone(アイフォーン)15」は韓国で10月に発売された。

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