【ソウル聯合ニュース】韓国で、新型コロナウイルスの感染防止策緩和による消費活性化などで大幅に増加していたクレジットカード使用額の伸びが鈍化していることが、1日分かった。

 与信金融協会のクレジットカード使用実績の分析によると、7~9月期の使用額は前年同期比2.4%増の292兆3000億ウォン(約32兆6600億円)だった。

 使用額の増加率(前年同期比)は昨年7~9月期が15.1%、10~12月期が8.4%、今年1~3月期が11.5%と2桁前後で推移していたが、4~6月期は4.1%と急落。7~9月期は2.4%まで下がった。

 与信金融協会は「内需回復や旅行・余暇活動の活性化などで消費心理は良好な状態」として「昨年にカード使用が増加した反動で相対的に低い伸びが続いている」と分析した。

 具体的には非対面・オンライン関連の売り上げは成長を続けたが、車両燃料の売り上げ減少と国産乗用車の販売減少などがカード使用額減少の要因となった。 

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