落ちたスマートフォンを拾おうとした40代の男性が、深さの地下5階に相当する換気口に落下し死亡する事故が発生した。この男性は翌日午後になって周辺のビル警備員により発見された。

 ソウル水西警察署などは15日、今月11日夜11時ごろ、ソウル市江南区で40代の男性が落ちたスマートフォンを拾おうとして歩道横の換気口に落下する事故が発生したと発表した。

 この換気口は深さが地下5階に相当するものだった。男性は翌日午後5時ごろに近くのビル警備員により発見された。警備員は「換気口の下に何かが見える」と警察に通報したという。

 警察官と消防隊員が出動して調べたところ、地下5階の機械式駐車場の床で男性を発見したが、すでに死亡していた。

 事故当日の監視カメラ映像を分析したところ、男性は換気口にスマートフォンを落としたため、これを拾うため換気口のふたを開けた際に落下したと推定されている。

 警察は事件の詳しい経緯について調べている。

キム・ミョンイル記者

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