▲写真=UTOIMAGE

 ロシアが「今月10日にウラジオストクで開催される『東方経済フォーラム(EEF)』では非友好国の記者たちの取材を承認しない」と発表した。今回の東方経済フォーラムは北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記が出席し、ロシアのプーチン大統領と首脳会談をする可能性が取りざたされており、関心が集まっている。

 ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は7日(現地時間)、国営タス通信に「非友好国出身の記者らは今年の東方経済フォーラムに来られないだろう」「彼らは(取材を)承認されていない」と明らかにした。

 ロシアはロシア政府・企業・関係者などに制裁を加えている国を「非友好国」に指定している。代表的な非友好国は、昨年2月のロシアによるウクライナ侵攻以降、対ロシア制裁を実施している米国・英国・欧州連合(EU)加盟国などだ。ロシアは昨年3月に同じ理由で韓国も非友好国に指定した。これにより、韓国国内の報道機関も今回の東方経済フォーラム参加が不許可となるとみられている。

 ロシアは今年6月に開催された同国最大の経済フォーラム「サンクトペテルブルク国際経済フォーラム」でも非友好国の記者の取材を禁止した。ペスコフ報道官はこの時、「今後もロシアで開催される行事に西側報道機関の取材を許可するかどうかは、彼らがどのように行動するかにかかっている」と述べていた。

キム・ジウォン記者

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