▲写真=UTOIMAGE

 【NEWSIS】ソウルを訪れた台湾のある女子大生が書いた「ソウルに二度と行かない10の理由」というタイトルの投稿が物議を醸している。この投稿は台湾はもちろん、日本や香港などアジアのインターネット・コミュニティー・サイトでも話題になっている。

 これは、台湾の女子大生Aさんがこのほどコミュニティー・サイトに投稿した文が韓国語に翻訳され、11日から韓国のオンラインコミュニティー・サイトで拡散されているものだ。Aさんは「少し前、韓国に遊びに行ったが、3日目には『二度と韓国に遊びに来たくない』という気持ちがハッキリした」と書き、その理由を挙げた。

 Aさんは、自身がソウルに二度と行かない理由の第一に「大気汚染」を挙げ、「韓国のせいでないことは知っているが、景色が全体的にかすんでいる」「漢江の水もきれいに見えない」と書いた。

 さらに、「韓国は歩道の上を自動車が走り、違法駐車も多い」「歩道がへこんでいる所が多すぎる。キャリーケースを引いて歩くのは最悪だ」と指摘した。そして、「道が汚くてタバコの吸い殻や吐しゃ物がいっぱい」「地形そのものも坂が多く、上り坂と下り坂の繰り返しで、雨の時に歩くのも最悪だ」と評した。

 Aさんは公共交通機関に対する不満もはき出した。「バスに乗るには人々の間にうまく割り込んでいかなければならない。エレベーターに乗り降りする時も同じ」「行き交う人たちとぶつかるのは普通のこと」と批判した。

 Aさんはまた、韓国のコンセントの電圧が台湾と違うために不便を強いられたが、これについては事前に調べなかった自分のミスであることを認めた。韓国高速鉄道(KTX)については「切符を買うのが思ったより難しい」「台湾の高速鉄道に乗る時の心地よさと楽しさがなかった」と評した。

 最後に「韓国料理は台湾や日本でも十分食べられるので、食べ物のために韓国に行く必要はなさそうだ」「韓国に行った理由は『カンジャンケジャン(生ワタリガニの醤油ダレ漬け)』のためだったが、これを食べるために胃のムカムカを我慢しなければならないのかと思う」と結論付けた。

 この投稿文を呼んだ韓国のネットユーザーたちの間には「間違ってはいない」と共感するコメントがある一方、「自分の個人的な体験を一般化しているようで不愉快だ」と、韓国に対する否定的な認識を懸念する意見もあった。

パク・イェジン記者

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