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びしょぬれのまま地下鉄の座席に…韓国人気歌手PSY恒例夏ライブ、観客たちのマナーが物議
「人気歌手PSY(サイ)恒例の夏コンサート『びしょぬれショー』の一部観客が全身びしょぬれのまま公共交通機関を利用していた」という投稿がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などインターネット上に掲載され、「迷惑だ」と物議を醸している。
このコンサートは「PSYびしょぬれショー SUMMER SWAG 2023」として先月30日から今月2日まで、ソウル・蚕室オリンピックメインスタジアムで開催された。
主催側は入場時にレインコートとビニールのバックパックを提供し、「レインコートは公演中に着るのではなく、ビニールのバックパックに入れておき、公演が終わって帰宅する際に着てください」と案内していたことが分かった。
ところが、公演最終日の2日、あるインターネット・コミュニティー・サイトには「びしょぬれショー、ホントにみんなの迷惑」というタイトルの投稿があった。
そして、「(観客が地下鉄)2号線をびしょびしょにした。レインコートを着て座席に座ったら、どうしろっていうんだ」と怒りを吐露した。
この投稿に添付された写真を見ると、地下鉄の床は実際にびしょびしょで、さらにひどいことに座席の一部まで水でぬれていた。
SNSなどには「公演を楽しむのは良いが、本人が落とした水はきれいにしろ」、「服がぬれたまま公共交通機関に乗るとはどれだけマナーがないんだ。ニオイもひどすぎる」と批判の書き込みが相次いだ。
「提供したレインコートは公演終了後、帰宅時に使ってください」という主催側の告知にもかかわらず、一部の観客が水の付いたレインコートを着たまま、水がポタポタしたたっている状態で公共交通機関を利用したものと見られる。
2011年に始まったPSYの「びしょぬれショー」はコンサート中に観客席に向かって水をまいて楽しむ公演だ。
今年、約4年ぶりに「ノーマスクびしょぬれショー」として開催され、観客10万人が入場したと伝えられている。
だが、韓国全土が干ばつで水不足に見舞われた昨年のびしょぬれショーでは、全国ツアーも合わせて約3000トンの水を使用すると報じられ、物議を醸した。
ソン・ジウク記者