▲写真提供=4日、ソウル江南警察署

 【NEWSIS】ソウル市江南区一帯で、高校生に「記憶力や集中力の向上に役立つ」として麻薬入りのドリンクを飲ませた男女を警察が追跡している。警察が4日、明らかにした。

 警察によると、ソウル・江南警察署に4日、高校生をだまして麻薬の成分が入ったドリンクを飲ませた40代の男と20代の女に関する通報があったという。

 男女は3日午後6時ごろ、ソウル市江南区一帯で「このほど、記憶力向上・集中力強化に良いドリンクが開発された」として無料試飲イベントを開いた。

 ところが、ドリンクを飲んだ人たちがめまいを訴えたため調べたところ、このドリンクから麻薬の成分が検出されたとのことだ。

 警察関係者は「類似の被害事例があれば警察に通報してほしい」「怪しい人物から渡された『メガADHD』というラベルのドリンクを飲まないようにするなど、注意してほしい」と語った。

チョン・ジンヒョン記者

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