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 李海仁(イ・ヘイン、17)が国際スケート連盟(ISU)フィギュアスケート世界選手権で銀メダルを獲得した。韓国人選手が同選手権でメダルを獲得したのは、キム・ヨナ(32)=引退=以来、10年ぶりのことだ。

 李海仁は24日、さいたまスーパーアリーナで行われた世界選手権女子シングルで、フリー1位となる147.32点をマークした。このため、22日に行われたショートプログラム(SP)2位73.62点との合計は220.94点となり、銀メダルに輝いた。昨年の北京冬季五輪で銅メダルを取った日本の坂本花織(22)が合計224.61点で同選手権2連覇を果たした。

 ミュージカル『オペラ座の怪人』の曲に合わせて自信あふれる演技を披露した李海仁は、フリーの点数では坂本を1.95点上回り、1位となった。しかし、SPで広がっていた点差(5.62点)を乗り越えることはできなかった。李海仁は今大会でショート、フリー、合計のすべてで自己最高を更新した。

 李海仁は満14歳だった2019年ISUジュニアグランプリで2大会連続金メダルを獲得し、注目された。先月はキム・ヨナ以来14年ぶりに四大陸選手権で優勝し、調子も自信も上向きだった。

チェ・スヒョン記者

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