▲駐インド韓国大使館職員らが『ナートゥ・ナートゥ』という曲に合わせてダンスをする動画のワンシーン。写真=駐インド韓国大使館のツイッターより

 駐インド韓国大使館の職員たちが制作してソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「ツイッター」に投稿したインド映画のカバーダンス動画が一日で350万回再生されて話題になっている。インドのナレンドラ・モディ首相も自ら動画をシェアし、「生き生きとしていて愛らしい」と言及した。

 駐インド韓国大使館は26日(現地時間)、ツイッターに、昨年ヒットしたインド映画『RRR(ライズ・ロア・リボルト)』のテーマ曲に合わせて集団でダンスをする53秒間の動画をアップロードした。このダンス曲は『Naatu Naatu(ナートゥ・ナートゥ)』という名前で、第80回ゴールデングローブ賞の主題歌賞を受賞している。動画を見ると、張宰福(チャン・ジェボク)駐インド韓国大使をはじめ、韓国の外交官や現地職員数十人がインドの伝統衣装、テコンドーの道着、スーツなどを着てインドの学生たちと一緒に大使館をバックに踊っている。今回の動画制作はこのほどインドに赴任したイム・サンウ公使がアイデアを出し、ミュージカル同好会で活動した経験を持つイ・ジミン国税官が撮影と編集を担当したとのことだ。

 この動画は一日で再生回数が350万回を超え、1万回近くシェアされている。モディ首相もツイッターにサムズアップの絵文字と共に、英語で「Lively and adorable(生き生きとしていて愛らしい)」と書き込んだ。キレン・リジジュ法務大臣やアヌラグ・タクール情報放送大臣らインドの閣僚たちも動画をシェアしており、タクール大臣は韓国語で「かっこいい」と投稿している。ヒンドゥ・スタン・タイムズなどインドの有力メディアが動画を取り上げたこともあり、インドのネットユーザーたちは「ベストを尽くして踊る姿が印象的だ」「この曲は韓国のおかげで世界的に有名になった」などとコメントした。

 韓国とインドは今年で修交50周年となる。張宰福大使は「インドでK-POPや韓国映画はとても愛されているが、我々もインド文化が好きで、楽しんでいるということを示したかった」「駐在国の文化を尊重することこそ公共外交の基本だ」と語った。

キム・ウンジュン記者

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