【NEWSIS】ロシア捜査当局が軍の兵士徴集センターに火をつけようとした容疑で逮捕された10代の少年を起訴した。国営タス通信が26日(現地時間)、報道した。

 報道によると、15歳のこの少年は23日、ロシア・チュメニ州トボリスクにある兵士徴集センターに火をつけることを計画、火炎瓶とライターを持って建物への進入を試み、ロシア連邦保安庁(FSB)の要員らに拘束されたという。

 この少年はテロ行為を準備した容疑で起訴された。

 現地メディアは「この少年は放火するよう金銭の提案を受けた」と伝えている。同メディアは「少年の父親はウクライナで戦っている」「少年の犯行の前日に休暇を取って家に帰ってきた」と報じた。

 ロシアがウクライナを侵攻して以降、ロシアの兵士徴集センターで放火が試みられた事件は50件を超えるとのことだ。

クォン・ソングン記者

ホーム TOP