▲全羅北道庁の全景

 【NEWSIS】騒動になっている動画には11歳の少女がポールダンス用のウエアを着て、満月をバックにポールダンスをするシーンが30秒間入っていた。

 動画の少女は月明かりの下、体の一部があらわになっているウエアを着てポールダンスをしており、これを見て思わずまゆをひそめる人々もいた。

 動画の冒頭に「鎮安郡 馬耳山南部の夜景」と左上に小さく表示され、動画の最後に「鎮安郡に遊びに来て」というテロップが出る。しかし、それらがなければ、この場所が全羅北道鎮安郡の名山・馬耳山だとは分からない。

 全羅北道は「満月」「ポールダンス」「小学生」という組み合わせで昨年末、このPR動画を30秒間にまとめた。その目的は、鎮安郡の名所である馬耳山の夜景をPRするためだった。

 全羅北道はPR効果を最大限生かそうと考え、短い動画で大きなPR効果を狙う、いわゆる「ショートムービー」形式で作成した。

 関係者は「動画製作時、躍動的な部分をPRのテーマとして企画したが、配慮に欠けていたようだ」「今後は動画製作後も専門家らの意見を考慮するようにする」と話している。

チェ・ジョンギュ記者

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