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インドで牛を殺そうとしたイスラム教徒、焼死体で発見
インドで牛を殺そうとした男性2人が殺害された。インドのメディアが19日(現地時間)に報道した。
同メディアによると、15日夜、インドのハリヤナ州でイスラム教徒の男性2人が死んでいるのが発見されたとのことだ。
警察によると、「牛屠殺(とさつ)自警団員」4-5人が男性を拉致したとのことだ。拉致された男性は16日午前、車の中で焼死体で発見された。
自警団は、イスラム教徒の男性たちが牛をひそかに連れ出し、殺そうとしたため、懲らしめるために殺人をしたと伝えられている。
警察はタクシー運転手をしている容疑者1人を逮捕し、ほかの容疑者も追跡しているところだと明らかにした。
インドの人口のうち約80%を占めるヒンズー教徒たちは、雌牛を母親のような存在だと信じて神聖視している。
ハリヤナ州、デリー首都圏、ウッタル・プラデーシュ州、ラジャスタン州など、北部や西部にある一部の州では牛を殺すことを禁止している。
これらの地域では牛を州の外に移すことについても当局の許可が必要だ。
昨年5月にも中部マディヤ・プラデーシュ州で、先住民族2人が牛を殺して密売したという理由から、ほかの男たちに集団暴行されて死亡した。
チ・ジョンヨン記者