韓日関係
日本のメディア団体「尹錫悦政権発足後、韓国人の10人に4人が日本に好感」
日本に対する韓国人の好感度と関心度が過去最高になった。日本の言論団体が行った世論調査で明らかになった。
日本の公益財団法人・新聞通信調査会は昨年11-12月に韓国、米国、英国、フランス、中国、タイの6カ国で約1000人を対象に世論調査を行ったが、それによると日本に好感と関心を持つという韓国人の割合が目に見えて高くなった。新聞通信調査会が18日に発表した。
新聞通信調査会は共同通信や時事通信など日本の通信社や新聞社などが参加する言論団体だ。
日本に対し「好感が持てる」と回答した韓国人の割合は前回2021年11-12月の調査に比べて8.7ポイント高い39.9%だった。2015年に調査が始まって以来最も高い数値だ。
韓国での対日好感度上昇について、調査担当者は時事通信の取材に「訪日客の増加や(韓国で)尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権発足により日韓関係修復の兆しが出てきたこと」などを理由に挙げた。
日本に対する好感度はタイ人が94.7%で最も高く、続いて米国人84.3%、英国人79.3%、フランス人76.8%の順となった。中国人は25.5%で昨年よりも0.8ポイント低くなった。
韓国人の好感度が最も高い国は米国(81.2%)で、以下英国(76.4%)、フランス(72.9%)、タイ(56.5%)、日本と中国(24.5%)、ロシア(16.2%)の順となった。
「言論に期待する日本関連の報道内容」を問う質問には科学技術(80.7%)、政治・経済・外交政策(74.5%)、国際協力と平和維持活動(73.9%)、観光情報(59.5%)、歴史と文化(58.7%)の順となった。「日本は東アジアで平和と安全に貢献しているか」との質問には韓国人の61.8%が「貢献していない」と回答した。
キム・ソジョン記者