野球
WBC:日本代表の大谷翔平「韓国は力を持っているチーム…いい選手ばかり」
【NEWSIS】第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表チームの主軸選手・大谷翔平(28)=ロサンゼルス・エンゼルス=が韓国代表チームについて「力を持っているチーム」と評した。
これは、大谷が17日(韓国時間)、米アリゾナ州テンピのテンピ・ディアブロ・スタジアムで行われた記者会見で語った言葉だ。
エンゼルスは現在、同地でキャンプを行っている。海外組を除く日本代表チームの選手たちは17日から宮崎で強化合宿に入った。
大谷はB組に属する韓国との対決を楽しみにしていると語った。日本は韓国・オーストラリア・チェコ・中国と同じB組で、組1位でのベスト8(準々決勝)進出を狙う。来月10日には東京ドームで韓日戦も予定されている。
大谷は「前回(2015年のWBSCプレミア12で)戦ったときとメンバーがどうなっているのかがちょっと分からない。前回やった時は、僕自身もたまたまそこそこ調子が良かったので、(韓国の打者を)抑えることができたが、次回どうなるかというのは正直分からない。それだけの力を持っているチームだとは思うので、楽しみだ」と語った。
大谷は2015年のWBSCプレミア12準決勝戦の韓国戦に先発投手として登板し、7イニングを11奪三振・無失点で抑えた。しかし、韓国は大谷がマウンドを降りた後、逆転に成功して、その後の決勝戦で米国に勝ち優勝した。
韓日戦について大きな変化はないという大谷は「個人的には韓国の選手もとても大好きだし、メジャーリーガーの中にも(韓国人選手が)数人いるが、みんないい選手ばかりだ」「そのこともとても楽しみにしている」と言った。
2年連続で米大リーグ開幕戦の先発投手に決まった大谷は、体調も最高だと言った。
大谷は「今のところ体調もすごく良く、申し分ない。去年よりもさらにいい。今までの中でも一番いい」と自信を見せた。
WBCの第1回大会(2006年)と第2回大会(2009年)で優勝した日本だが、第3回大会(2013年)と第4回大会(2017年)では優勝を逃している。このため、日本は2009年以来となる14年ぶりの優勝を狙う。一方、韓国は最近2大会連続で1次ラウンド敗退を喫している。