ロシアの民間軍事会社ワグネルの元指揮官がウクライナ戦争の悲惨な実情を暴露した。

 ワグネル指揮官だったアンドレイ・メドベージェフ氏は現地時間の先月30日にCNNテレビとのインタビューに応じ「ワグネルは戦いたくない者を1カ所に集め、新人の目の前で射殺した」と主張した。

 メドベージェフ氏はワグネル雇い兵として前線に投入されたが、後に海外に逃亡した。

 メドベージェフ氏は逃亡を決意した理由について「銃殺が恐かったから」と述べた。

 ワグネルは戦術や戦略も立てず、ただ雇い兵たちを戦場でいわゆる「弾よけ」として使っているとも主張した。

 メドベージェフ氏は「敵の位置に関する情報が与えられるだけで、本当の戦略と言えるものはなかった」「戦場に投入されたわれわれが誰が銃を撃つかを決めた」などとも説明した。

ファン・ジョンミン記者

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